木陰からこの一部始終を見守っていたククールは、おもわず、
オッサン臭い感嘆のうめき声
を漏らしてしまいました。
ええ、本当にスゴイ事です。まさに快挙です。
どこが快挙かって?
ならご想像くださいな。読者諸姉の皆様、皆様方の恋人が、今回のマルチェロのような会話を始めたと…
笑いがふき出すのを七秒堪えられますかっ!?
そうです、
常人が行ったなら、ちゃんちゃら可笑しいにも程があるコッテコテの会話
を、マルチェロは、
カンッペキにっ!!
最初から最後まで通したのです。
これを快挙と言わずして、なんと言いましょう?
ちなみに、これはククールの
身贔屓極まる
感想では有りません。なにせ、ククールの後ろでは
リーザス村村民一同
が、
激しく感動して
アルバート家の女主人の麗しすぎるラブロマンス
を見守っていました。
まあ確かに中には、
「そこでギュッと抱きしめなっ!!」
とか
「キスだ、キス!!ぶちゅっ!!といけーッ!!」
とか
「押し倒せーっ!!ッ!!」
なーんて、
不埒な輩
もいましたけど…ね?
そして、もちろんこの
ぴゅあぴゅあな二人
は、そんなコトは一切せずに…そして、自分たちの会話を村民全てが聞いているなどとは気付きもせず、
爽やかにお散歩を続けたんですってよ?
2006/10/27
はー…満足満足。ここまでコテコテ書けたら、もうこの世に執着無く、極楽往生出来そうです。
ちなみに「ロザリンド」というのは、US版での奥様のお名前です。余りに麗しいお名前なので、どこかで使ってやろうと思っていましたが、今回、ようやく使うことが出来ました。
しかしマルチェロ…すげえ…本気ですげえ…アンタは天然のスケコマシだよ!!
パルミド良いトコ一度はおいで その一へ
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