punishment of ポケットネズミー(兄の心中編)
私の名はマルチェロ。法王…だった。
神の代理人という立場でありながら、その地位を暗黒神の力を借りる事によって得た。
その裁きは、栄光の高みから一瞬にして奈落へ叩き落されるという形で受けた。
その事で今更、女神を恨む気はない。
敗れたのは私で、弱い事は罪だ。
だがッ!!
だからと言って、
こんな姿を受けるほどの悪行を私は為したのかっ!?
女神の罰により、私はこのような忌まわしいネズミに姿を変えられ、あまつさえ、例え死すともこんな姿を見られたくない男ナンバーワンのククールに見付かり、奴の聖堂騎士服のポケットに軟禁の身だ!!
奴め…
私がもはや、反抗すること叶わぬ姿である事をいい事に、
私を好き放題に拷問するのだっ!!
くっ…口にするのも忌まわしいが、
事あるごとに、奴は私の顔に唇を押し付けるは、
『兄貴ー、可愛いでちゅねー』
と、私のような三十男に話しかけるは、
風呂と銘打って私の着衣を引き剥がすは、
着替えと称して、正気の沙汰とは思えん着衣を強制するはっ!!
くっ…ククール…それほど私のかつての仕打ちを呪っていたか…しかし、自業自得とはいえ、
やり口があまりに変質的だっ!!
2006/10/12
10/6マルチェロの日チャットで、樂さまに頂いたネズミー団長です。樂さま、本当にありがとうございます!!
もんのすごい不機嫌そうな顔がツボな団長ですが、彼くらいプライドの高い男なら、こんな姿になったら、即座に舌を噛み切りそう…かな?
まあ、愚弟も
「あんたは惨めに生き延びろ!!」
と言っているので、元気にいたぶられているといいと思います♪