中身はとびきり可愛い子ちゃん

元ブログ話。
理想と現実と彼氏の事情









サヴェッラに野心を叶えにやって来たマルチェロについて来た聖堂騎士団一行。

当然、今までと同規模では人員が足りなさすぎるので、急遽、増員&人材育成&訓練に励む、副団長トマーゾ。



エステバン「さっすがマルチェロ団長のエロパワーはすげえやな。ちょいと声かけただけで、ロクロク剣も使えねえ有象無象がこんなに集まるんだからよ。ははは、使えねえ奴だけこんなにいても、食い扶持がかかるだけじゃねえか。」


トマーゾ「おいエステバン。お前だって思いっきり新参者じゃないか。」


エステバン「なにせ俺は即戦力だからよ。」


トマーゾ「(たしなめるように)最初は何も出来ないのは当たり前だろう。俺だって、最初はどうしようもなかったさ。鍛錬して鍛錬して、ようやく一人前になるもんさ。さ、みんな、エステバンの言葉は気にするな。次の演習いくぞ。」


エステバン「やれやれ…これだから女神の次に慈悲深い、俺の上官殿は、よ…」


トマーゾ「ん?マルチェロ団長が呼んでる?ああ、分かった。今行く…エステバン、ちょっと行ってくるから、その間よろしく頼むな。」


エステバン「おうよ、任せとけ。」


トマーゾ「くれぐれも、その口の悪さは控えとけよ。」



訓練が一段落して


エステバン「あーあ、ま、てめぇらじゃひとまずはこんなモンかな。おい野郎ども、とっとと使えるようにならねぇと、てめぇらの憧れのマルチェロ団長は、トマーゾ副団長ほど優しかねぇぞ。」


新入り@「あ…でも、おれ、確かにマルチェロ団長に憧れて聖堂騎士になったけど、しばらくは トマーゾ副団長のトコで見習いでもいいかも…」


新入りA「あ、分かる分かる。トマーゾ副団長って、 面倒見がいいし、優しいし、デカゴツい割りにどっか可愛いモンな。」


新入りB「そうそう…つーか、マルチェロ団長は、 あんまりにゴージャスすぎて超!高嶺の花ってカンジだけど、トマーゾ副団長なら、うまい事したらゲット出来そうなカンジが…」


エステバン「あア゛っ!?(超ドスの効いた声でガンつけ)」











トマーゾ「悪い悪い、遅くなった…なんでこんなに 新入りたちが縮み上がってるんだ?マルチェロ団長に一喝されたみたいじゃないか…」


エステバン「さぁな(めちゃ低いトーンで) …ところでトマーゾ。合コンに行ったとして、美人レベル多種多様の女のうち、 いったいどのレベルの女から売れていくと思う?」


トマーゾ「…は!?…ああ…やっぱ、一番美人なコじゃないのか?」


エステバン「甘いなっ!!答えは “美人レベル中の中、または中の下”から だ。なんでか分かるか?」


トマーゾ「いや、合コン行った事ないから…」


エステバン「あんまりに上物すぎる奴は、よっぽどてめぇに自信がある奴か、超金持ちかでねぇと声かける勇気が出ねぇが、“中の中”または“中の下”なら


『自分でもこのレベルならゲットできるかもしれねぇ』


って身の程知らずのバカ男 が考えるから、意外と競争率が高いんだ。ましてッ!!そいつが “中身はとびきり可愛い子ちゃん” だったりしたら、そりゃあもうエラい事になっちまうんだぜ!?いいか、 だから気をつけるんだぜ!?」


トマーゾ「あ?ああ…けど、俺、多分これからも合コンにゃ出かけないと思うんだが…」




終る


2007/2/27




エステバンは密かに(密かか?)こうやってライバルを撲滅しているといいと思われます。

ちなみに、超高嶺の花ことマルチェロ団長に言い寄っているのは確かに、

・よっぽど自分(の顔)に自信のある ククール

とか

・超金持ち のニノさま

とか


…さすがエステバン、目利きだね。

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