オレ的にサイアクな結末

ニノマルの日おめでとう!!
という訳で、アンケートで一番得票数が多かった「ククとの三角関係」なお話にしてみました。
でも、いちおー「ニノマルの日」だし…ククは…ねえ?










オレはククール。

世界を救った勇者にして 憂愁の絶世の美青年 にして、元聖堂騎士。



今は、ゴルドから姿を消してしまった、 最愛の兄貴 の行方を捜して、旅をしてるのさ。





けど…もう何ヶ月も兄貴を探してるのに、兄貴の行方はさっぱりだ…


兄貴… オレの最愛の兄貴

一体あの怪我でどこ行っちゃったんだ…



オレは激しく心配だ。


いくら無敵な兄貴とはいえ重傷なんだ。そこらの山賊にすら苦戦しちまうんだ…


うっかり捕まって、輪姦されてたりしたらどうしようっ!!





オレはとっても心配でたまらない。

だって兄貴ってば、 エロい し。


そもそも世間知らずな人だから、行き場をなくした挙句騙されて、 春を鬻がされてたりしたらどうしよう!!



オレは、そんな時に備えて、 身請金10000G まで持参で兄貴を探してる。



けど…やっぱり兄貴は見付からない。








オレは、とうとう疲れ果てて、地面に跪く。


もちろん、お祈りするため。



オレは、女のコがうっかり濡れちゃいそうな美麗で憂いに満ちたカオ で、お祈りする。



「女神サマ、女神サマ、どうかオレの兄貴の居場所を教えて下さい。オレは心の底から兄貴と、もっぺん会いたいのです。そして、憎みあわないで済むようにやり直したいのです。そしたら…そしたらいくらあの兄貴だって、きっとオレの真心が通じて、 オレと愛のあるセックスをするようになりますっ!!(断言)










しーん












「ねー、女神さまー?」








しーん










「なんか答えてよー。」








しーん










「なにさー…なんか答えてくれたっていいじゃん… オレみてーな美青年が言ってんだから聞いてくれたっていいじゃん!!」








しーん










「…ケチー!!女神さまのケチー!!万能なんだから、なんか教えてくれたっていいのにー!!」








しーん










「バカーバカー!!女神さまのバカー!! 女神さまのブース!!」








どびがらしゃあああああああんっ!!(神雷が直撃した音)


へぶしっ!!










「誰がブスですか!?この絶世の美女を捕まえて!!」



オレの脳みその中に、びずぃんそうなおねーさんの声が響いた。





「だってえ…ケチなオンナは、顔は良くてもせーかくブスだもん…つーか、カオ見えないから、良くわかんないし。」

「声だけで美人と判断なさい!!」

オレのアタマの中に響いた、確かに美人そうな声は、割とワガママな台詞を吐いた。

ま、オレ、 ワガママな美女は好き♪ だけど。



「じゃあ、絶世のびずぃんな女神さま、 オレの最愛の兄貴 の行方を教えてよー。そしたらオレ、 兄貴一穴主義で誠実に生きる からさー。」

オレの  誠意のこもりまくった お願いに、女神さまは答えた。



「汝、聖堂騎士ククール…私は オトコはぶっちゃけカオ だと思っていますので、美形な貴方の幸せの為に 黙っていようと思っていましたが… わたくしのような絶世の美女女神をブス呼ばわりしたその勇気に敬意を表して 貴方の兄、マルチェロの行方を教えて差し上げましょう…」

「わーい♪女神さまさんきゅー♪」

「ただしッ!! わたくしは忠告しておきますよ。ホントはしない主義なんですけど、わたくし 美形にはめっちゃ甘い ので…ええ、間違いなく汝は 見なきゃよかった(泣)!! と叫ぶ羽目になりますからね?」


女神さまはそんなコトいうけど、オレが オレの最愛の兄貴 の行方なり、実物なりを見たり知ったりしたくないワケがない!!





オレがそう思うや否や、女神さまは フフン、と鼻で笑う と、オレのアタマの中で言った。


この女神さま、ワガママなだけでなく、セーカク激悪そうだ。

オレ、ぶっちゃけ、顔ブスより性格ブスのが嫌いだ。








「マルチェロはサヴェッラにいます。」








「…サヴェッラ?」

オレは呟く。



サヴェッラ…法王庁のあるサヴェッラ…ってえと兄貴は、オレの知らないうちに法王庁に捕まってたのか?




大変だ…兄貴みてーな人が法王庁に捕まったりしたら、 ぜってぇ!!性的な拷問されちゃう!!

鎖つけられて身動きできないまま、あらくれ拷問係かなんかにケツの穴が閉じなくなるまでガッツンガッツンヤラれちゃうッ!!




「兄貴、待っててくれよ?今助けに行くぜ!!」


オレは、ソッコー、ルーラでサヴェッラへ飛んだ。


































オレは、うす暗いサヴェッラの地下牢をさまよう。

いくらオレが世界を救った勇者とはいえ、ンなトコにほいほい入れてくれるモンかって?

ふふふふふ… オレは世紀のカリスマ美形ククールさまだぜっ!?


レムオル使えるに決まってるじゃねーかっ!?





レムオル…体を透明にし、少しの間、街や城の人間に気付かれないように行動することを可能にする呪文。当然、保護者の皆様の目を掻い潜っての夜這いに最適。 アホカリスマスキル110で習得可能





つっても、サヴェッラの地下牢のくせに、罪人の姿が皆無だ。おかしいな… 宗教組織なんて、異端者異教者を監禁・拷問してナンボの世界 なのになあ…



なーんてゆってたら、向うから来た聖堂騎士と、恐らく牢番だろうあらくれが、暇つぶしのお喋りを始めた。





「いやー…ヒマだな。マジ暇だぜ。ニノ大司教が法王になってから、罪人がみーんな解放されちまったからよ。」

「いいコトじゃねえか。ニノ様は煉獄島で辛酸を舐められてから改心なさったんだ。なんせ、ご自分の法王としてのコンセプトを 愛と赦し に設定なさった方だからなあ…」





初めて知った…法王って、即位したらコンセプト要るんだ…兄貴だったらさしずめ、 罪と罰 かな…


ともかく…オレはニノ大司教…今は法王だけど、に対して思う。



偽善者めっ!!





「でもよー、いくら愛と赦しがコンセプトだからって、“あの男”はここに放り込んでも…」

あらくれの言葉に、聖堂騎士が意味ありげな笑みを浮かべた。


「いやいや…そりゃあ…法王聖下も、 一人のオトコ だからよ…」





ぴっかーん!!

オレの 悪いコトは100%当たる直感 が閃いた。



そうだよ…なんで気付かなかったんだ、オレ。



兄貴がニノの野郎の慰み者になってる可能性をっ!!





オレの最愛の兄貴 は、 筆舌に尽くしがたいほどエロい から、どっからどー見ても真性なあのブタ野郎の、 毒牙にかかっていないハズがないっ!!(二重否定)


サヴェッラに連れてこられてからきっと、 毎晩毎晩、監禁&緊縛&薬物投与&陵辱の調教フルコースに間違いないっ!!





早く…早く兄貴を助けないと… 兄貴のケツの穴の締りの為にっ!!



オレは、 ゴルドでの神速ダッシュよりも速く 法王の私室へと走った。
















オレは、私室のドアの前で耳を立てた。

なんでか知らねーけど、見張りはいない。



ヤバい…マジでなんか、 そーゆーコト をしてる声がする…



間違いねー… あんなエロい声出せんのは、兄貴に間違いねー!!












オレは、大きく息を吸った。


この扉の向うに兄貴がいる…


そして、 オレは捕われのプリンセスを助けに来たプリンスだッ!!



「兄貴、今行くぜ…アバカムっ!!





アバカム…全ての扉を魔法の力でたちどころに開けることを可能にする呪文。どういう原理か、つっかえ棒かなんかで閉じられた扉も開けることが出来る。当然、ちょっぴりシャイで、鍵を掛けた先に閉じこもってしまった相手かなんかの元にたどり着くためには必須。 アホカリスマスキル120で習得可能






























「…なんじゃ…?」

先に身を起こし、明かりを灯したのは、ブタ法王の方だった。





「やい、ニノ法王!!オレの最愛の兄貴 をとっとと返せ!!」

オレはニノの野郎の とても正視に堪えない裸体 からは目を逸らしながらも、激しくおっとこ前に叫んだ。





「マルチェロ…の事か?」

ずーずーしくもすっとぼけるニノの野郎の から、身を起こした“それ”は、 ファイナルヌード(ゲーム違う)な裸身 を惜しげもなく晒しながら、オレに言った。












「ククール…?」





オレは、 喜びの余り血反吐を吐いて倒れそう になったけど、踏みとどまり、兄貴に とびきりすぎるエンジェルスマイル を向けて



「そーだよ、兄貴♪オレは捕われの兄貴を助けに来たんだっ♪」

と、答えた。






「は?…世迷言を。」


兄貴から返って来たのは、予想していたとはいえ、 氷のように冷たい言葉 だったけど、オレはめげずに続ける。



「兄貴…オレの最愛の兄貴 もう兄貴は酷い目に会わなくていいんだよ。オレがこれからずっと、兄貴のコト守ってあげるからね♪」

「なぜに私が、貴様ごとき に守られねばならんのだ。」

「もうっ、兄貴ってば相変わらずシャイなんだから♪もしかして、 オレでなくニノの野郎に処女を上げちゃった コトを恥ずかしく思ってんの?そりゃ…確かにオレもそれはちょっぴりショックだけどさ…でも、それは兄貴が悪いんじゃなくて、ぜえんぶそこのニノの野郎が悪い…」





「私は自ら進んで 処女を捧げた のだが?」


オレの耳に、なんだか兄貴の声の妄言が入ってきた。






「あ…兄貴?今、なんか兄貴の声で、すげえ嫌な台詞が聞こえてきたんですけど…」

オレが思わず問い返すと、兄貴は 有得んくれー愛情の篭りまくった視線でニノの野郎を見つめる と、オレには目もくれずに、ニノの野郎に向かって言った。






「私は自ら進んで、処女を捧げた んですよね、 ニノたま♪






















兄貴…


兄貴ってば…


ねえ、兄貴…


「ニノたま♪」 ってナニっ(泣)!?



















兄貴ってそーゆーキャラ違うでしょっ!?いつキャラチェンジしたのっ!?(大泣)













ボーゼンとするオレに向かい、ブタ野郎は言う。


「おお…なんぞ勘違いしておるようじゃのう。儂は別に、其方の兄を監禁したり陵辱したりしているワケではない。なにせ、 儂とマルりんは相思相愛の仲 じゃからのう。確かに、法王という立場上、あんまり公然とした仲にする訳にはいかんので、こそこそとはしておるが、儂はちゃんと其方を大切に扱っておる。のう?マルりん?」

「無論です、ニノたま♪」





そうして、オレの目の前で、 チッス を始める二人。



オレは耐え切れずに、二人を引っぺがした。





「貴様、何をする、ククール!?」

ああ兄貴…なんでオレに向ける口調だけは、昔のまんま、 すんげえ冷たいの?



オレは、 涙声 で兄貴に訴えた。





「アレだよね…兄貴、アレだよね。兄貴ってば、このブタ野郎に イヤイヤながら無理やり そんな台詞言わされてるんだよねっ?」

オレは言いつつ、兄貴の 恒久魅了効果のあるボディ をチェックする。


縛られてはいないし、首輪を嵌められてる訳でもないし、 ナニより、その悩殺確実なエメラルドの瞳はめっちゃ正気モードだった。



「何度も言うが、何を世迷言を言っている。私は 本心からニノたまをお慕い申し上げている に決まっているだろう?」

「う…ウソだもん!!兄貴はそんなキャラじゃないもん!!そのブタ野郎に処女をやったのだって、サヴェッラでのしあがるために利用するために決まってるんだもん!!だって…だって…ゴルドでワイロとかやってたじゃん!!」

兄貴は、 嘲る様な眼差しで オレに言った。


「阿呆か貴様は。そんなモノ、 マンネリ解消のための公衆 悪代官と越後屋プレイ を楽しんでいただけだ。」

「ほっほっほ、あの夜の 悪代官と町娘プレイ も燃えたのう?」

「いやですね…ニノさまのえっちぃ♪そんな恥ずかしいコト、思い出させないで下さい。」





オレは、 恥じらいに頬を染める兄貴 という有得ないハズのもの を見ながら、全てが極上の悪夢であって欲しい と願い、自分の造形整いまくったほっぺをひっぱったけど、 とっても痛かった ので、これは現実だと痛いくらい分った。





「な…なんだよ…ニノ法王!!あんた、サヴェッラの部屋で

『最近、マルチェロが賄賂をよこさない』

云々って文句言ってたじゃん?そんで、あの黒わんこ戦の時だって、

『降格してやる』

って喚いてたじゃん?どこに愛が…」



オレの訴えに、ニノの野郎は、 切なそうな顔になった。



「だってあの時は… マルりんがワシに冷たかった んじゃもの。いくら法王さまの警護で忙しいからって…ちっとも会ってくれなくて… どうして賄賂にかこつけて会いに来てくれなかったんじゃ、マルりん?」

「申しわけありません、 ニノたま。 私だってお会いしたかったのですが…先の法王が、ぶつくさ説教ばっかりくれやがっていたので、時間がなかったのです。そして、あの黒犬の時も、久々にお会いするや否や、

『降格だ』

なんて冷たいお言葉をお吐きになるから… つい逆上してしまって…」





「いや…“つい逆上し”て、煉獄島送りはどうよっ!?」


オレはうっかり突っ込んだけど、兄貴もニノぶたも聞いてなかった。



「いいんじゃよ、マルりん。 ワシもついつい言い過ぎた。」

「私こそ、ニノたま を煉獄島なんてひどい所に…」

ちょっぴり涙目になった兄貴 に、ニノぶたは、 優しくチッス して言った。


「もういいではないか、マルりん 全て終ったことじゃ。 今こうしている事実があれば、それで充分じゃろ?」

ニノぶたの言葉に、 兄貴は華のように微笑んで 答えた。


「ええ、ニノたま こうしてニノたまと二人っきりでいられるなんて、 私は今、本当に幸せです(はあと)」








違う…ぜってぇ違う…これはぜってえ… 絶対兄貴じゃないっ!!


いくら、 まるで本物みたいにエロい ったって、 これは偽者の兄貴に決まってるっ!!



オレはそう思い、








真実の目っ!!(ぴかりーん)

を唱えた。





真実の目…物事の真の姿を見通すことが出来る眼差し。マネマネの変身などを元の姿に戻すことが出来る、ラーの鏡の特技版。合コンなどで年齢詐称している“オンナのコ”の実年齢や、相当強度の厚化粧をしているマダムの地顔などを見破る事が可能な、色男必須スキル。 アホカリスマスキル140で習得可能












変化ナッシング(泣)!!











オレの存在を無視して、 いちゃつき始める兄貴 に、オレは、 訴える!!








「なんでだよ兄貴…どーして、 オレみたく華のような美青年 じゃなくて、そんなニノの野郎みたいな チビデブハゲスケベの四拍子揃った ヤツなのさー(泣)」


「ナニを抜かしている貴様、 ソコがニノたまの素敵な所だろうが。」


「ひどいのうマルりん、 其方は儂の カラダだけが目的なのか?」

「もうっ♪ニノたまのいぢわる♪ 確かに 最初はそうだったかもしれませんが…ゴルドで そこの赤い生物一味に半殺しにされた 私を、徹夜で看護してくださった時、私はやっと分りました。 私を一番愛し、そして私が一番愛しているのは、ニノたまだという事を」















ぷち

オレの中で ニノのクソ野郎への殺意が堰を切った。





「ジゴスパークっ!!!!!!」


























「ニノたまあぶないっ!!」















「ま…マルりん!?そんな…儂をかばうなんて…」

「いえ…大丈夫です。それよりもニノたま さえご無事なら、私は…」

「マルりん(喜泣)…おおいかん。血が…血が出ておる…待て、今、儂がホイミを…」

「いえ、大丈夫です(にっこり)私は頑丈ですから。それより先にする事が…」



呆然として見守るオレに、兄貴は 憎悪の炎ででオレを焼き尽くさんばかりの瞳 を向けた。






「貴様…ククール…よくも 私のニノたま にジゴスパークを向けおったな… 貴様だけは絶対に許さん!!」






兄貴は、 一糸纏わぬ、全世界を魅了せんばかりのボディ で立ち上がると、 すごい勢いでテンションを100まで溜めた。











兄貴は、祈りを込めてオレに向かって十字を切った。


「女神の裁きを受けろ!!グランドクロスっ!!

































































「どーしてそんな冷たいコト言う訳っ!?」

ゼシカは、エイタスに向かって声を張り上げた。



「どうしてもこうしても…不毛だよ、今更。」

エイタスは、思慮深い瞳でゼシカに答える。



「ナニが不毛よっ?考えてもみて?マルチェロの行方を捜して世界を旅してたククールが、 ズタボロの死体になってサヴェッラ郊外に捨てられ てて、しかも生き返らせてみても、 魂が完全に死んでて、意味のない呟きを繰り返すばっかり なのよ?どー考えても、サヴェッラでなにかあったってコトでしょ?もしかして、マルチェロがサヴェッラに捕まってて、それは酷い目に会ってるのかもしれないわ。それをうっかり発見してしまって、あんな目に会わされたのかもしれない…それだったらあんまりよ。どっちにしても、ちゃんと何が起こったのか確かめないと!!」


ゼシカの訴えに、エイタスは思慮深く、そして全てを悟りきった瞳で答えた。



「ゼシカ… この世には、知らなければいいコトがたくさんあるんだよ?」



しばし沈黙した後、


「いいわよ、だったら一人で行く!!」

との台詞を残し、サヴェッラへと向かったゼシカを見送ったヤンガスは、エイタスに言った。



「いいんですかい、アニキ…」

「…それでも見たいというなら、止めてはいけないと思うよ。だって人には、自らの選択の結果 見なきゃよかった!! と泣く自由も、女神さまに与えられているからね。」


ヤンガスは、合点のゆかない表情で、エイタスに言う。


「アニキの思慮深さはまったく神の如しでヤスが…アニキも、そう『知らなきゃ良かった』と泣いたコトがおありなんでヤスか?」


ヤンガスの言葉に、エイタスは答えなかった。




そして、ヤンガスの姿が視界から消えてから、彼はぽつりと呟いた。




「僕だって…トーポが、実の祖父だなんて、知りたくなんかなかったよ…」










終幕


2006/12/10







ニノマルの日おめでとう♪
という訳で、問答無用にニノマルなお話 を書きました。そして思いました。

「ぶっちゃけ、ククールさえ不幸になれば、後はみんな幸せになれるのでは?」

ほら、アレですよ。ED後の兄貴が逃げなきゃいけないのは、法王庁に追われてるからであって、ニノ様とラブラブならそんな心配もいらないワケだし…だいたい、聖堂騎士辞めてぷーなククより、新法王になったニノたまの方が、間違いなく甲斐性あるし、絶対そっちの方がいいよね?お兄さま、是非そうして下さい!!

再読するときは、是非!!皆様の脳裏のマルチェロに

「ニノたま♪」

と言わせてみて下さい。そして、ニノたまを羨望してみましょう(笑)

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