あなたの一番すきな人によろしく




ククール、切ない恋をするの巻
表のアンケートで、誰も「アホククが好き♪」に入れてくれないので、あまのじゃくなべにいもはアホククを書いてみることにしました。
相方に
「陰惨なエロが好きだね」
と言われたので、さわやか切ない恋を書いてみることにしました。
うまくいくかは、終ってみてのお楽しみ♪






















オレは一目惚れした。

その娘の、優しくて生き生きした瞳の色に。






修道院暮らしは息が詰るので、オレはしょっちゅう修道院を抜け出してはドニの町に入り浸っていた。

もちろん、その度にウチの鬼副団長殿に怒られたり、時には折檻を食らったりしてたけど、それでも戒律をしかつめらしく守ってつまらねー日々をおくるよりは、何百倍もマシだと思っていた。

その日も、いつものように修道院を抜け出して、ドニの町の酒場に行った。

「おおククール、ちょうどいい所に来たね。旅芸人の一座の興行が始まってるトコだよ。」
酒場の親父が声をかけてきた。



二階に上がると、踊り子が三人で踊っているところだった。


むっちりしたエロいボディの、一番年かさなおねーさんと、豪華な金髪をなびかせておどる美人ちゃんとに挟まれて踊る、ちょっとだけ小柄な娘。

オレよりもしかして年下かな…
オレはそう思って、その娘のちょっと筋肉質な体と、その踊りをちょっと眺めた。



くすんだ、ちょっとクセのある茶色の髪
顔はまずまず

最初はそんな印象だけで、オレは他の二人ばっか眺めてた。




しばらくそうして見てたオレが、
ふっと
年下の娘に目をやったその時だった。




にこっ




彼女と目が会って、彼女が笑いかけてきた。




オレは一目惚れした。

その娘の、優しくて生き生きした瞳の色に。










踊りが終ると飛び交うご祝儀。
オレもコインを投げて、そして彼女にウインクした。

自慢じゃねーけど、オレはそれだけで女の子の心をゲットできる自信がある。
だって、この端正な美貌だもの。


オレの期待通り、その娘もオレのウインクに、ウインクで返してた。




すげえステキなウインクだった。






舞台が終ると、オレはソッコー彼女を追いかけた。
酔っ払いのオヤジどもや有象無象は、彼女の姉貴分らしい二人に群がってた、名まえはどうとか、今夜付き合えよとか言ってたけど、オレはその娘一筋。


ずんずんおっかけて、オレは彼女に声をかける。




「やあ、ステキな踊りだったよ。オレ、ククール。ねえ君はなんて名前?」
酔っ払いと結局同じだって?
まさか、オレはぴちぴちの絶世の美青年だぜ?

予想通り、その娘はちいとも迷惑そうな顔をせずに、にっこり笑顔で答えてくれた。


「フランシーヌ…あなたはここの町人なの?」


オレもすげえにっこり笑顔で返した。


「ううん、でも近くに住んでんだ。…しばらくこの町にいるのかい?」
「ええ、しばらくはいるみたい。団長さんがそう言ってたわ」

オレは、とびきりの甘ーい笑顔で言った。



「そ。じゃあオレの恋人になってよ。」



オレの予想通り、彼女はとても困った顔になった。

「…ごめんなさい、初対面だから…」
オレも予想した返事だったから、さらりと返す。


「じゃ、初対面じゃなくなったら、恋人になってよ。」



彼女はもっと困った顔になった。



「どうして会ったばっかりなのに、そんなコト言えるの?」
予想した返答だったから、オレはまたまたさらりと答える。


「だって、一目惚れだったもの。」

そしてオレは彼女に有無を言わせないうちに、
「じゃ、また来るな、フランシーヌ。」
と言って、さっさと立ち去った。








オレは知ってる。
恋に必要なのは、押しだってコト。

女の子は、キライな奴は好きになれるけど、どうでもいい奴は好きになれない。


だから、印象を与えりゃいいんだ。
“オレがいる”
って印象。



オレはそれがすごく得意だ。
どこにいたって、無視できないくらいの美青年だから。



そして、オレを意識した女の子は、だから絶対にオレと恋に落ちる。











修道院での、毎日、五回も六回も繰り返される退屈な祈り。

この世には、四六時中、女神さまに祈る以外に大事なコトがたっくさんある…とオレは思う。
で、自分的に意義を認めらんねーコトをやらされていて、しかも睡眠時間が足りなかったりすると、必然的にまぶたが重く…


鋭い、鷹のような眼光がオレに向けられて、オレの眠気を切り裂いた。

確かめなくても分かる。
副団長殿だよ。


オレは頑張って起きようとして、それでも眠気にたえられずに、こっそり欠伸をした。



殺気まじりの視線がオレに突き刺ささらんばかりに向けられる。

「…」
一応、確認してみると、無機的に冷ややかな翡翠色の瞳がこちらを凝視していた。




痴れ者が




言葉になってはいなかったけれど、その眼光は言葉として叩きつけられるよりも痛い。

もう、慣れてるけどな。



あーあ、また呼び出して怒られるのかな。
オレはうんざりしながら、昨日のフランシーヌの、ステキな笑顔と魅力的なウインクを思い浮かべていた。









予想通り、さんざ嫌味を食らって解放されたオレはその日一日、フランシーヌの事を考えて過ごしていた。

そして夜、どうせまた怒られるんだろうなと思いつつ、やっぱり修道院を抜け出してドニの町へ向っていた。




彼女の一座の舞台が始まるまで、オレはカード賭博をしてカモから金を巻き上げる。
そして、女の子が好きそうなアクセサリーを扱う店に行くと、フランシーヌに似合いそうな可愛いアクセサリーを買った。



女の子は、プレゼントが好きだ。






舞台のあと、フランシーヌに会って、アクセサリーをプレゼントすると、彼女はやっぱり困った顔をして一応断った。
けど、オレは言う。
「オレが持ってたって仕方ないじゃん。いらなかったら捨ててもいいから、受け取ってよ。」
そう言われると、断れないし、まして捨てられないものだし。

彼女は受け取ると、おずおずと、ありがとうとお礼を言った。








オレはしばらく、ドニの町通いを続けた。

フランシーヌは、少しづつオレに親しんできていた。




今日も今日とて、オレは舞台が終ったあと、彼女を誘う。

「ね、ククール。どうしてあたしなの?姉さんたちの方が、踊りもうまいし、キレイなのに。」
オレもそうは思う。フランシーヌはあんまり美人じゃない。多分、てか間違いなくオレのが美人だと思う。
でも、別にそんなコトはどうでもいい。

「だって、君はとっても可愛いよ。」
オレは可愛い子が好きだ。



「ククール、あなたはとってもかっこいい人だわ。」
「ありがと、フランシーヌ。」

「あたしの髪は、クセッ毛のくすんだ茶色だもの。あなたの綺麗な銀髪が羨ましい。」
「へへ、触ってもいいんだぜ、フランシーヌ。」
フランシーヌがオレの髪に触ると、オレも彼女の茶髪を触った。
彼女は、嫌がらなかった。




オレは言う。
「好きだよ、フランシーヌ。」
彼女は、ちょっと顔を赤らめる。

「ほんとだよ、フランシーヌ。」
だって、ホントなんだ。

「ウソじゃないって、フランシーヌ」
「ウソばっかり。」
「だからウソじゃないって。オレは、キライなヤツに好きだなんて言わないよ。」
プライベートでは、の話だけどな。
仕事の上じゃ言うさ、そりゃ。だってオレは寄付金集めが仕事だもの。




「…ホント?」
彼女は、
本当だと信じたいの
って言葉を浮かべた瞳でオレを見つめる。

オレは
本当だよ、絶対だよ
って言葉を浮かべた瞳で見つめ返す。


彼女の、とってもステキな色の瞳に、
とっても嬉しい
って言葉が浮かんだから、オレは彼女の肩に手をかけて、そしてキスした。








オレはやっぱりドニへ通う。

副団長殿の無機的な翡翠色の瞳に、憎悪の怒りが点りかけていたのは分かったけど、オレは止める気はなかった。
だって、この人の翡翠色の瞳がオレを憎悪の目で見るのは、初対面の時以来、ずっとだし。

ああ、でもいっぺんだけ、オレを優しい色の瞳で見てくれたことが…



オレはそう思いかけて、フランシーヌの顔が思い浮かんだので、やっぱりドニへ行く。







オレが行くと、周りの踊り子のおねーさんたちも、彼女の一座のやつらも、もう慣れたように、それでも冷やかすのを忘れずに、対応してくれる。

「彼氏が来たわよ。」
「うまくやんなよ、フランシーヌ。」
オレのそんな視線に囲まれながら、用意の花束と愛の言葉を渡した。




オレは言う。
「愛してるよ、フランシーヌ。」
彼女は答える。
「あたしもよ、ククール。」

オレは問う。
「オレのどこが好き?」
彼女は、とっても優しくてきれいな瞳でオレをみつめて、答えてくれる。
「あたしのコトが好きなトコ。」

可愛いフランシーヌ。
オレも君が大好きだよ。
オレのコトを好きって言ってくれる、君が好きだよ。
優しい目で見つめてくれる、君が好きだよ。






オレはやっぱりドニへ通う。
周りの修道士が、ほどほどにしとけって止めるけど、オレは聞かない。

だって、フランシーヌに会いたいもんな。

彼女と会って、
彼女に愛してるよって言われて、
彼女のきれいな色の優しい目で見つめられるのが
オレは大好きだ。


同僚の聖堂騎士も、いい加減にしとけって、鋭い翡翠色の視線を気にしながら言うけど、

オレは、聞く気がない。









「ねえククール、ここってとってもお月様がきれいね。」
オレとフランシーヌは、町を出て高台に上っていた。

魔物が出るわけでもない、月がとっても綺麗な、オレのとっておきスポットだった。




「ククール…あなたの銀色の髪がキラキラして…女神さまみたいね。」
オレの美形度が、さらにアップする最高のロケーションだから。
でも、女神さまはないと思う。



「ねえ、フランシーヌ。ここってサイコーの舞台だぜ?踊ってよ、オレのために踊ってよ。」
オレが言うと、フランシーヌは軽やかに踊りはじめた。


しなやかな体。
クセがある分、風に広がる茶色の髪。

彼女は広い舞台を、それでも所狭しと踊る。



「ククール、あなたも踊りましょ?いっしょにおどりましょ?夜が明けるまで、踊りましょ?」
彼女の差し出す手を取って、オレは踊る。
フランシーヌと踊る。

きらきらと光る野原。
優しく躍動して、オレをずっとみつめてくれる綺麗な色の瞳。

オレと彼女は踊って
踊って
踊って

そして二人で、野原に倒れこんだ。








甘くて優しい吐息を感じる。
甘くて優しい瞳を感じる。


オレは彼女の、小ぶりだけどやわらかい胸に顔をうずめていた。




「とってもステキだったわ、ククール。あなたは月の王子様みたい。」
「君だって、風のお姫様みたいだよ、フランシーヌ。」
「ずっとこうしていたわね。」
「してよーよ。」



オレは彼女にキスをする。
彼女もオレにキスを返す。



彼女はオレの耳元に囁く。

「ね、ククール。あたしのどこが好き?」

オレは、彼女のとっても綺麗な瞳を覗き込む。

「君の、その優しい…翡翠色の瞳が好きだよ。」








何故だろう。








彼女の瞳が、いきなり悲しみを帯びた。









どうしてか、涙が浮かんだその目に、あわててオレはキスをする。



「どうしたんだよ、フランシーヌ?オレ、なんか変なコト言った?」
彼女は、なみだ目のまま微笑んだ。
「ううん…」

オレは問う。
「じゃあなんで泣くの?」
彼女は答える。
「…嬉しかっただけ。」


間違いなく、それは嬉し涙じゃなかったはずだ。
オレは聞こうとしたけど、フランシーヌはオレに抱きついた。

だから、オレはもうそれ以上、なにも聞かなかった。

彼女の肌の感触の方が、オレを誘ったから…











目を覚ますと、もう日は高く高ーく上っていた。

さすがにこれは不味い、不味すぎる!!
と、オレは青ざめる。

「ククール…」
何かいいたげなフランシーヌを横目にオレは慌てて服を着ると、
「ゴメン、じゃあまたな。」
オレは駆け出した。


彼女の、翡翠色の瞳に浮かんだ色も確かめずに。










「聖堂騎士団員ククール…」
予想はしていた出迎えだった。
さすがにオレは顔を上げる勇気が無い。

「ずいぶんごゆっくりなされたお帰りだな。」
声は穏やかだったが、オレには副団長殿がどんな目でオレを見ているか、痛いくらい分かっていた。

「まあ、昼帰りでお疲れだろうから…詳しい話は、地下の異端審問室で聞こうか。」
オレは覚悟して顔を上げた。

副団長殿の翡翠色の瞳には、オレへの好意や慈悲のかけらも見当たらなかった。






オレが異端審問室でどんな目に遭ったか



まあ、オレとは縁もゆかりもない、どころかオレにはどっちかっていうと好意とは反対の感情を抱いているはずのジューリオ・ジャンティエ騎士団長どのが、オレをかばいだてしてくれるなんて珍事が起こるくらいの目にあった訳だ。




副団長殿は、憎悪で燃え上がった翡翠色の目で、



貴様のようなごくつぶしの顔は二度と見たくない。さっさと修道院から出て行け!!





というような内容のことを、悪魔すら青ざめるような罵りの文句とともにオレにおっしゃってくれた。




オディロ院長が口ぞえしてくれなかったら、オレは間違いなく修道院から叩き出されていただろう。

その前に下手をすると、この世からたたき出されていたかもしれないけど、な。











オレは、一ヶ月の完全謹慎と、パンと水以外食事を口にしないことと、院内の雑務を言い渡された。
これでも、いろんな人が激しくかばい立てしてくれた結果のことだから、オレはおとなしく従う。




オレは、フランシーヌの事を考える。
彼女の、悲しい瞳のことを考える。

なんで彼女は、あんな目をしたんだろう。

オレは、彼女の翡翠色の瞳が好きだって言っただけなのに。













オレがパンと水だけの食事に衰弱した頃、、ようやく謹慎処分が解けた。
そして副団長殿が職務で遠方まで出向いた隙を見計らい、オレは駆けるようにドニの町へと向った。






彼女の一座は、とうにドニの町を引き払っていた。

オレは酒場の親父につめよったが、親父も行き先を知らなかった。





「ククール…おやおや、そんなに痩せて…」
針仕事をしていた宿屋のおばさんが、オレに気付いて窓から声をかける。

「フランシーヌの行方が気になるんだろ?」
おばさんの言葉に、オレはこっくりとうなずいた。

「…手紙を預かってるよ…中に入っておいで」
おばさんがそう言ってオレを中に招き入れる。
オレは駆け入ると、おばさんの手から手紙をひったくるようにして受け取った。




手紙は、少したどたどしい字で書かれていた。





ククールへ


あたしの一座は、また旅に出ます。
ホントはもう分かってたんだけど、あなたと別れたくなくて「さようなら」って言えませんでした。
ごめんなさい。

あなたはとってもステキな人でした。
あたしにこれからまた恋人ができても、きっとあなたほどステキな人はいないと思います。

あなたはあたしにたっくさんプレゼントをくれました。
すてきなアクセサリーとか、きれいなお花とか。
なのに、あたしはなにもあげられなくてごめんなさい。

だから最後に、プレゼントをあげます。
ほんとうは直接わたしたかったんだけれど、わたせなくてごめんなさい。
もっとステキなものを選びたかったけれど、あんまりプレゼントを選ぶのになれていないの。
ごめんなさい。





手紙の中から
ころん
と、転がり出たのは、シンプルなピアスだった。

オレ、ピアスの穴あけてないのに。






もう一度話したかったです。

あなたの事、本当に好きでした。

あなたはとってもステキな人だったから。

最後に見せたのが、悲しい顔でごめんなさい。


でも、あなたの事が好きでした。




ククールへお願いします。

あなたの好きな人によろしく伝えてください。

あなたの本当に好きな人によろしく伝えて下さい。

あなたの本当に好きな、翡翠色の瞳をした人によろしくと伝えて下さい。


翡翠色の瞳をした人が、ククールをずっと好きでいてくれるように、あたしは祈っています。




あなたの好きな人とおんなじ目の色をした女、フランシーヌ







「おばさん…針貸して。その太いヤツ。」
オレはおばさんに言う。

「は?いいけどなにに使う……!!??何するんだいっ!?この子はっ!?!!!?」




オレは、針を耳に突き通すと、その穴にピアスを押し通した。







「…痛い…」
オレの言葉に、おばさんは叫ぶように言う。

「当たり前だよ、なにしてるんだか…いいからさっさとホイミ唱えなさいよ、この子は。聖堂騎士なんだから…」
「…いい。」
「は?」
「痛いまんまでいい…」
「…訳が分からない子だね…」
驚きを通り越して呆れ顔のおばさんをそのままに、オレは宿屋を出る。





オレはどうして彼女に一目惚れしたのか、ようやく気付いた。

彼女の優しい目が、どうしてあんなに愛しかったのか気付いた。


翡翠色の目が好きだよって言ったときに、どうして彼女が悲しい目をしたのかようやく気付いた。







「ごめんなさいはオレの台詞だったね、フランシーヌ…」




耳が激しくズキズキと痛んだ。

でもオレはホイミを唱える気はまるでなかった。






彼女と再び会うことがあって
そして、百万遍でも謝ることが出来たとしても、あの時の彼女の悲しい痛みを消し去ることは出来ないだろうから、






だからせめて、オレはこの痛みを感じていようとおもった。






2006/8/4

ククールがアホの子を通り越して、イタい子になってしまった…
おかしいなあ…もっといい話になるはずだったんだけどなあ…
というわけで、密かにククマルだったというオチがつきました。
ククールのピアス話も捏造してしまいましたが、ところであの騎士団って、アクセサリーは自前OKなんですかね?兄もあからさまに私物らしいネックレスつけてるし、ククもピアスつけてるし…謎だ。

ちなみに、下の方にまたまたどうでもいいオマケつけてみました。見たい方はドラッグドラッグ♪




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上記の話を読んだ上で、以下のアホ兄弟の会話を読み、次の問いに答えよ。



マルチェロが帰還した。


マル「貴様…また性懲りも無く、今度はピアスかっ!?貴様は修道院規則をなんと心得…」

クク「(涙を浮かべて)兄貴のせいだ…」

マル「…は?」

クク「兄貴のせいだ兄貴のせいだっ!!兄貴のせいだあっ!!(泣き出す)」

マル「な、なんの事だ?」

クク「うわーん!!兄貴のバカー!!責任とれよー!!(ポカポカ)」



問一 この一件で、一番悪いのは誰か。答えよ。

問二 ククールは「責任をとれ」といっているが、ここで彼の言う「責任」とはどのようにとるべきか。ククールの台詞の形で、簡潔に記せ。

問三 問二のククールの台詞に対し、マルチェロはどう答えたか。本文の内容とマルチェロの性格から推察し、答えよ。




べにいもの解答(反転)


問一 とりあえず、マルチェロはちいとも悪くないと思う。

問二 「兄貴(涙目で)責任とって、オレの嫁さんになってくれ!!(力いっぱい)」

問三 「なにをうすらボケた事を!!我々聖堂騎士は、独身の誓願を立てていることを忘れたか!?よって私は貴様の嫁にはなれん!」

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