聖者と聖者の間に交わされた聖者についての対話




「童貞聖者」シリーズです。
マルチェロ団長就任ちょっと後くらいに、そのお披露目もかねてサヴェッラ大聖堂を訪れたオディロ院長と法王さまの間のトーク。
オディロ院長×マルチェロ…といいたい所ですが、ただの院長親バカトークです。

ちなみに、親友同士の二人が名前を呼び合わないのも不自然なので、法王さまのお名前を「ベネデッド」にさせていただきます。
更に言うと、マルチェロの前の団長も名前がないと激しくめんどうなので、「ジューリオ・ジャンティエ」と拙サイトでは決めております。






















 法王に対面叶った聖堂騎士団長として、まさに理想的な様子で、マイエラ修道院の新聖堂騎士団長マルチェロは挨拶を行った。


 そして法王ベネディクトゥス六世も、至尊の身としての情愛を示し、その挨拶に応えた。



 二人の間に交わされた会話は、儀礼上のものを一歩も出なかった。





 対面式ののち、マイエラ修道院院長にして、現代の聖者との名も高いオディロは、自分の供をしてきた青年に、いつもと変わらない口調で声をかけた。

 

「疲れたろう、マルチェロよ。」

「滅相も…」

黒髪の長身の青年は、小柄なオディロより更に姿勢と視線を下げてそれに答える。

「積もる話もあるのでな。ワシは法王聖下とちょっと茶飲み話でもしてくるぞい。」

「ハッ、ではその間の警護は私に…」

「よいよい。」

オディロは手をひらひらさせた。


                                                                                                            」

「法王聖下のお膝もとで、そうそう不埒な輩がうろちょろしているワケでもなかろう?それに、聖堂警護には聖堂警護の兵士がおる。そやつらの仕事をとってはならんぞ、マルチェロよ。」

「しかし院長、私の責務は院長の安全を…」

そのまま話していると、是が非でも警護についているだろうマルチェロに、オディロは少し厳しい言葉で言った。

「いいからサヴェッラ大聖堂を見物しておれ。これは命令じゃぞ、よいな?」

「…ご命令とあらば。」

そして、オディロは優しく言った。

「たまにはのんびりせんと、そのおでこがまた広うなるぞ。」

「…お気遣いいただき、恐縮です。」

後ろ髪引かれる風情で大聖堂へと向かうマルチェロを見送り、オディロは、法王の館へと向かった。


















 法王の私室に入ると、相も変らぬ質素な室内に置かれた飾り気のないテーブルに、法王が座していた。

「オディロ、遠路大儀。はやくこちらへ。」

「法王聖下にはご機嫌麗しゅう…」

大修道院長として挨拶すると、法王は法王らしく挨拶を返してきた。




修道女が茶とティーポットを給仕すると、法王は人払いを命じ、みなそれに従った。








鼻腔をくすぐる柔らかな茶の匂い。

二人はしばし沈黙し、そしてゆっくりと茶をすすった。






「美味い茶ですのう…」

「この間、トロデーンから献上された最上級の茶葉らしいからの。」

「いやいや、わざわざこの茶を選んだあのシスターもいい顔をしておった。まさに“茶ーミング”というヤツじゃ。」





マイエラ修道院の気温を、発するごとに五度は下げるというオディロの寒いダジャレを聞いた法王は、繊細なつくりのティーカップをテーブルの上に置くと、言葉を返した。





「もう一杯ほしければ、“茶イム”を鳴らせば来るぞ。」






気温が再び五度は下がったような、冴え切った沈黙の後、






「ぶわはははははははははははははは!!」

高徳の聖者二人は、いささか品のない大声で同時に笑い出した。




「あっはっは、オディロ、相変わらずどうっしようもなくつまらんダジャレじゃのう!!」

法王が、その長身を乗り出して、小柄なオディロの肩を、無遠慮にバンバン叩くと、

「なにを言うかベネディッド!!ダジャレに青春をかけたワシのダジャレに比べれば、お主のダジャレなどまだまだ修練が足りんわい!!」

半ばむせながらも、オディロはいと高き法王の長い髭をひっぱった。








二人はしばらく、高徳の聖者には限りなく似つかわしくない低級なダジャレを連発して、激しく笑いあったあと、ようやく人心地ついたのか、椅子に座り込んだ。





「ひーはははははは、やはりお主と話すと面白いわい、オディロ。法王庁には、おぬしくらい下らんダジャレを言う奴はおらんからの。」

「奇遇じゃのう、マイエラ修道院にもおらんわ。」

「それは困ったのう。法王教書で、

『全ての聖職者は一日最低一回は、ダジャレを発すること』

と命じなければならんかのう。」

「後世にまで悪名を残す気かい。だいたい、そんな事をされたら、ウチの騎士団長がまっさきにストレスで胃に穴があくわい。」



 二人はまた大笑いした。






 傍から見れば、非常に奇妙な光景かもしれない。




マイエラ修道院のオディロ院長といえば、七賢者の子孫にして、歴代屈指の高徳の聖者とその名も高き人物であり、法王ベネデッド六世といえば、遍く広がる慈愛と高潔な人柄で、教会関係者のみならず、民衆にまで尊崇されている人物だからである。



 だが聖者とて人の子であり、しかも二人は元々は同期として、教会大学で机を並べ、ともに学び、ともに語り合った親友なのである。いわば、肝胆相照らす仲であった。

 しかも二人は、先の法王が崩御した際に、ともに法王の位を示された人物でもあった。

 オディロは多くは語らないが、ベネデッド六世のために自ら辞退し、マイエラ修道院に隠棲したというのが、教会での通説である。







「おお、そういえばオディロよ。あれが新しい聖堂騎士団長か…若いの。まだ二十代も半ば…といったところか?よく先代騎士団長のジャンティエが引退する気になったな。あやつも確かまだ五十にはなっておらんかったはず…」

ベネデッドの言葉に、オディロは顔を曇らせた。


「…まあ、いろいろあってのう…」

オディロの顔色が曇ったのを見て、ベネデッドは事情を察する。


「やはり噂は本当か、尋常な引退劇ではなかったのじゃな。」






修道院の先代騎士団長、ジューリオ・ジャンティエは、名門ジャンティエ家の三男の生まれで僧籍に入った。実家の引き立てもあって、順調に聖堂騎士団内での位階を上げ、まず名門出身者としては順当な年齢で騎士団長の位に着いた男であった。




能力しては、まあ、良くも悪くもない騎士団長であった。

だが、少しばかり…というと控えめな言い方になるが、素行が優れなかった。

それでも、名門の三男坊としてはまずまず平均レベルの乱れ方であった。






「そのジャンティエに神前弾劾裁判をしかけたのが、マルチェロだと聞いたが。」

「そうじゃよ。罪状は…まあ、口にせんでも分かるじゃろ。」



 名門の三男坊として人並みレベルの乱れ方ということは、教会法に照らして言えば、女色、飽食、怠惰、賄賂、公金の使い込み程度が基本で、さらにそこに男色やらなにやらが彩り鮮やかに入り込む。



 教会は腐敗していた。

 それはもう、法王が高潔なくらいではどうともならないくらいの、腐敗臭を放ちはじめていた。



 聖堂騎士団長は、任命の際に神前に誓いを立てるが、マルチェロは、ジャンティエがそれに背いたとの名目で、女神の名の元に弾劾裁判を起こしたのである。






「よくそれで、ジャンティエ家が黙っていたな、オディロよ。」

「マルチェロは…あの子は抜け目のない子じゃからの。いくらなんでも、誓いに背いた程度では騎士団長の解任はないとわかっておったよ。じゃから、最後の最後には、ジューリオの『異端信仰』の証拠まで持ち出してきたのじゃ。」


教会法では、異端は問答無用で死刑である。もちろん、それが白日の下に暴き出されれば、聖堂騎士団長といえども例外ではありえない。


「異端信仰…まことじゃったのか?」

「…ジューリオの“女友達”が、実は異端を信仰しておったのは確かじゃ。じゃが、裁判の場でそれを示されて、一番驚いておったのが当のジューリオじゃったからの…」



情婦が異端者であったことで、前聖堂騎士団長の立場は一気に悪化した。

そのままにしておけば、マルチェロは彼を異端者として火あぶりにすることまで辞さなかったかもしれない。



が。

オディロは修道院長権限でそれ以上の審議を中止させ、ジューリオ・ジャンティエの団長位からの“引退”と、他の修道院への移動…という名の追放で処分を止めたのであった。



もちろん、空位となった団長位に晴れて最年少の身で収まったのが誰かは、言うまでもない。




「…頭の良さは疑うまでもないようじゃのう。それにあの物腰、聖堂警護の兵の中でも技量は卓越しておろう。それに、学識の広さでも、マイエラ修道院始まって以来のものだという噂じゃ。良い騎士団長ではないか、オディロよ。」

「意地くそ悪いものの言い方をするようになったものじゃ、ベネデッド。ハッキリ言うたらどうじゃ?」

オディロの言葉に、ベネデッドは法王らしい鋭い眼光で言い放った。



「…なんで僧籍にいれた?聖職者となるには、あまりに野心家ではないか?」


「…法王聖下はお笑いになるやもしれんが…のう…」

オディロは、なんとも困ったような笑みを浮かべる。


「ワシはあの子は、聖者になれる子じゃと思うてしまったのじゃよ。」



「ほ……」

ベネデッドは、しばし絶句した後、

「それはまた…大きく出たのう。」

と、旧友の言葉の続きをうながした。



「おぬしも知っておろうが、あの子はワシが引き取って育てた子じゃ。人と家族を信じられん環境にあった不幸な子じゃが、引き取ったころから何かが違うと思うておった。」

「それで聖者か。根拠は?」

「女神がワシに与えたもうた天啓じゃ。」

「…それは反論のしようがないのう…じゃがオディロよ。ワシの見る限り、マルチェロは“慈愛深き”とか“慈悲深き”とか、そういう言葉からは遠そうなのじゃが?」

「遠そうではなく、事実遠い。」

オディロはきっぱりと断言した。


「…おぬしの言いたい事が分からなくなってきたぞ?」

「うむ、ワシもよう分からんのじゃが、なんとなくそう感じるのじゃよ。じゃが、師もおっしゃっていたではないか。

『神に仕える身たるもの、まず神の意思を感じよ』

と。ワシは感じた。この子は…何かどうしようもない大罪を犯すのではないかと、な」



 ベネデッドは沈黙した。


 オディロもしばし口を閉じる。


先に口を開いたのは、ベネデッドであった。


「『悪に強き者は善にも強し』か。」

そして、ため息をつく。

「確かに、遠大な悪事を為せそうな、意志力の強そうな青年じゃのう…」



ーー女神はなぜ人の子に、悪事を為すことも出来得る自由意志を授けたもうたかーー


 教会の中でも議論の絶えない命題の一つである。

 その回答の一つとして、次のようなものが挙げられる。


ーー女神は、自らの意志で悪を乗り越えるだけの強さを、人の子に求めておられるのだーー




「それで、高潔なる聖者、オディロ大修道院長どのは、愛し子が悪逆の限りを尽くした挙句、女神の遠大な御意志の元に聖者に転生されることをお望みか。」

皮肉な口調で応じた旧友に、オディロは答える。


「…聖者になど、ならんでよいよ。」

「矛盾した事ばかり言うのう。」

呆れたように返すベネデッドに、同じく自分に呆れたようにオディロは返す。


「聖者になるには、常人には耐えられんほどの罪の意識と、それに耐えうる強靭な精神力、そして女神の救いを感じる心が必要じゃ。…そんなものに耐え忍べなどと、ワシはあの子に言いとうはないよ。じゃから、手元に置いておる…あの子の心が悪に傾かんように…の。」

哀しい慈愛に満ちた笑顔で微笑む親友に、ベネデッドは同じく慈愛に満ちた微笑を向けたが、ふと思いついたように、いたずらを思いついた子どものような表情を、髭だらけの顔に浮かべる。


「オディロよ、今のおぬしの様な輩の事をなんと言うか知っておるか?」

「ん?」

ベネデッドは、満面のいたずら小僧のような笑みで言った。


「親バカ!!と、言うのじゃよ。」




オディロの沈痛な顔が、一気に弾ける。




「あっはっはっは、親バカじゃ親バカじゃ。いやむしろ、あの青年との年の差を考えたら、ジジバカの方がぴったりじゃのう!!」

質素ではあるものの、もちろん高価にちがいないテーブルを惜しげもなく叩きながら、ベネデッドは笑う。

「なんじゃなんじゃ、同い年ではないかっ!?」

「ワシにはバカになるような子はおらんからなー。そんなに贔屓していたのでは、修道院でさぞや非難されていたじゃろうて。」

「なんの、ワシは女神に仕える身じゃぞ?えこひいきなぞしてお…」

言いかけて、オディロは口ごもる。


「…そう、見えたかのう?」

「ほうれ、やはり身に覚えがあるのではないか。言うてみい、言うてみい。」

「別にたいしたことではないぞ?あの子を聖堂騎士副団長にした時の事じゃ。」

「それもまた、べらぼうに若い抜擢であろ?」



確かに、若すぎるとは言われた。

だが、オディロはそれを贔屓とは思っていなかった。

手腕からして、剣の腕からして、そして統率力からして、それに相応しいと判断したから、副団長の抜擢に踏み切ったのである。


が。

抜擢を決断し、当時から団長であったジューリオ・ジャンティエに意見を求めたところ、ジューリオは憤懣やる方ないといった表情で、恐れながら…とこう言ったのだった。


「ほうほう、ジャンティエはなんと申した?」

面白い昔話をねだるような顔つきのベネデッドに、オディロは答えた。


「ジューリオはゆうたよ。

『あの黒髪の小僧は、院長の御寝間で一体どうやって院長を誑らかし申し上げたのですか?』

とな。」


ベネデッドは、肩をふるふると震わせると、ついに耐え切れずに爆笑した。



「笑い事ではなかったわい。ワシは本気で驚いたのじゃぞ?」

涙を浮かべて笑い続けるベネデッドに、オディロは心底心外そうに口をとがらせる。


「ひ…ひ…腹が痛い…なるほど…まあ、そういう理解もアリじゃのう。」

「『アリじゃのう』じゃないわ。」

「その時のおぬしの表情をこの目で見たかったわい。ひーはははは。」

「しつこいジジイじゃ。」

オディロは、至高の法王の髭を思い切りひっぱった。



「痛い、痛いぞオディロ。じゃが、そう見られるような行為をしたおぬしも悪い。えこひいきはいかんぞえこひいきは。いくら可愛くてたまらんくてもな。」

「ええい、しつこいわ。だいたいあの子はもう二十も後半…」

「じゃろうがなんじゃろうが、可愛くてたまらんのじゃろ?」

ベネデッドの言葉に、オディロはしばし沈黙した。



「…まあ、の。遍き慈愛とはむつかしいものじゃのう…」

ようやく笑いがおさまったベネデッドが言葉を続ける。


「なあに、ワシもおぬしも、“法王”だの“大修道院長”だの“聖者”だのと、エラそうな肩書きで呼ばれてはいても、しょせんは人の子よ。女神のように遍く平等に人は愛せんよ。それでも、出来るだけ多くの人の子を愛し、女神の慈悲に触れさせることが大事じゃ。師もそうおっしゃっておった。」

「なんじゃ、神の代理人の法王らしい事を言いおってからに。」


二人は、そうして静かに笑った。



「もうそろそろ、おぬしは大聖堂での法王礼拝の時間じゃの。」

「おお、もうそんな時間か。楽しい時間は過ぎるのが早いのう。次はいつ会えるやら…」

「…次は女神の御許でかもしれんぞ。」

「…互いに年じゃからの…じゃが、ワシが先に死んだら、今度こそおぬしは逃げずに法王になれよ。こんなしちめんどくさい仕事を人におしつけて、自分は優雅に楽隠居を決め込みおってからに。今度は逃がさんからな。」

冗談交じりでベネデッドが言うと、オディロは真顔で答えた。

「では、ワシが先に死んだら、あの子を、マルチェロをよろしく頼むぞ。どうか、どうかあの子が悪の道に走らずに済む様にしておくれ。そして…ワシがもし、全てをあの子に伝えられずに死ぬようなことがあったならば、あの子に全てを伝えておくれ。」


重苦しい空気が二人の間を流れる。



「…伝えるつもりか?オディロ。」

哀しい色をたたえた瞳で、オディロはうなずく。


「人は犯した罪を償うのに、いかに苦しまねばならないか、あの子は知らねばならんよ。もっとも、それでワシを蔑むことになるかもしれんが、それはそれで構わん。」

きっぱりと言い切ったオディロを、ベネデッドは立ち上がって抱擁した。


「我が友よ、女神の名の元に必ず。じゃが、ワシは断言するよ。おぬしの口から真実と贖罪が伝えられれば、お主の愛とし子マルチェロは、けしておぬしを蔑むことも、人の道を踏み外すこともないと。」

「ありがとう、我が友よ。おぬしに女神の祝福がありますように…」

オディロは長身の友に、抱擁を返した。



立ち去りかけた扉の前で、オディロは振り向いた。


「元気での。」

「おぬしこそ。」


現代の二人の聖者は、短い別れの言葉を交わし、そして扉が二人を分った。















法王の館から外に一歩でると、


「お疲れさまでした、院長。」

マルチェロが待っていた。


「…お前は…のんびりしろと申したではないか?」

マルチェロは心外そうに言葉を返す。

「お言葉どおりのんびりいたしました。私も今、着いたところです。」


館の警護の兵が、激しく怪訝そうな顔をしている。

オディロは全てを理解した。


「そうかそうか、のんびりしたか。大聖堂は改装したらしいが、どうじゃった?」

「は、古典期の彫刻と、ステンドグラス細工が内装に加えられましたので…」

「ふむふむ、おぬしの予備調査はやはりカンペキじゃのう…」

「…は?」

「こっちの話じゃ。ワシも久々のサヴェッラ大聖堂じゃ。案内してくれるか、マルチェロよ。」

「喜んで。」

心底喜んだ表情で先に立つマルチェロを眺めるオディロの顔は、慧眼な法王でなくても、出来の良い孫を眺める老人以外の何者にも見えなかった…



 のではないかと、オディロも少し自覚したのだった。



2006/7/16




一言要約「手間のかかる子ほど可愛い」
エロ団長が続いたので、可愛い団長が書きたくなって書いてみました。団長は、オディロ院長が本当に大好きではなかったかと思います(てか、ドルっちに襲われかけた時のあの跪きの低姿勢や、自ら院長の命を守るために捨て駒になる気満々だったドルっちバトルや、院長亡き後の嫌な人間っぷりを見る限り、そうとしか思えません)。
で、同じくらい院長もマルチェロに甘かったのではないか…と思って(ドルっちに殺されかけたときも、あからさまにククールよりマルチェロを心配してたし、法王イベントでも、そう感じられた)親バカ話になりました。
で、うっかりそんな二人がいると、ヘンな誤解されたりしてないかと思って、あんな話も捏ね上げてみたり。
 さらに、法王さまってダジャレ院長の親友だったんだから、けっこうフランクでシャレの分る人なんじゃないかとか、いろいろ考えてみたらこんな話になりました。
…親の心、子知らずって、マルの事言うんですね。



 

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